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社会とサブカル コラムノート

社会哲学と生命倫理を軸に、社会批評とサブカルチャーコラムをただ思うがままに書きたいです。

SMAPの謝罪会見の感想

SMAP×SMAPの生放送で印象に残ったこと
2016年1月18日、「SMAP×SMAP」の生放送を見た。
40代の男性の5人の謝罪を見て、とても暗く悲しいと思った。黒のスーツと暗い表示で並ぶ姿。
香取慎吾さんの虚ろで、瞬きの回数、そして詰まる言葉
中居正広さんの疲れ切った表情とため息
草なぎ剛さんは、「ジャニーさんの謝る機会を木村君がつくってくれて、今、僕らはここに立てています」と話しており、今回の騒動は、木村さん以外の4人と事務所との問題が起きていることが分かる。詳しいことは、私自身は分からないけど、では木村さんがジャニーさんに謝る機会をつくってもらわなかった場合、今回の生放送はなかったわけである。
木村さんが、今回の騒動を報告のために、生放送の時間をいただいたと言っていたが、草なぎさん以外はどちらかというとファンに対する謝罪しか述べていなかった。現段階では、時間をおいて、詳細を述べることができる状態になるまで待った方が良かったと思います。あの放送で、SMAPを安心して見守ることができた人々はどれだけいるのか?
事務所の力関係で、ここまで心身追い詰められた状態になることに、恐ろしさを感じた。

SMAPと日本社会
私自身は、SMAPの熱血的なファンでもないが、テレビ番組で見かけるアイドルグループの一人として見ている。
それでも、1990年代から地味に築き上げてきた実力派のグループである。
timelineで、2016年1月19日の放送で、速水健朗は40代の象徴であり、事務所の既定路線とちがう路線で売れていったグループであると評価している。


宇野常寛は、J-WAVE THE HANGOUTの2016年1月18日、放送の中で、SMAPは男性のいい男の定義を変えたの評価している。
映画の時代のかっこいい男はマッチョな男性、「強く、たくましい」ことであるということから、SMAPの登場でかっこいい男は、さまざまな男性、ひょうきんであり、面白いであったり、多様化してくれたことを評価している。SMAPは男性のキャラを楽にしてくれて、セクシャリティを一歩進めてくれたことを述べている。

SMAPは、国民的グループである。それは、ただのセールスの売り上げやテレビの視聴率では測れない、社会の尺度や文化評論、ジェンダーといった社会・文化への影響を与えている。
SMAPは、今後どのような結末になるかは分からない。しかし、SMAPがどのような方向に進んだとしても、日本の社会・文化のシンボルとして位置付けられるだろう。今後、SMAPの進む方向性を見守りつつ、日本の社会・文化の変化について考察していきたい。

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