読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

社会とサブカル コラムノート

社会哲学と生命倫理を軸に、社会批評とサブカルチャーコラムをただ思うがままに書きたいです。

都知事選挙に関する雑感①小池百合子編

 私は東京都民ではないので、今回の選挙に関する雑感を述べたい。正直に誰がなった微妙な候補者だった。
これからどうなるかを考えると、想像つかないが、少なくても4年間、東京都知事の座を維持してほしい。

今回当選した小池百合子は、自民党でのいくつかの大臣経験した人である。そんな小池氏は、都知事選の候補として、自民党(東京都連)とのいうことを聞かずに、出馬した。女性初の都知事ということまた組織でなく個人の力、そして知名度、政治実績を武器に選挙活動を行い、無党派層だけでなく、自民党支持者や公明党支持者から支持を得た。
 一方、ジェンダー論者たちが小池に対する批判が上がった。7月の日本テレビの「バンキシャ」放送で、古市憲寿が、小池氏のかつての発言で、「結婚が消極的なのは男性が元気がないから」という趣旨の質問を小池氏に行い、小池氏は古市の質問に答えず、男はもっと積極的にならないという発言をしていて、ジェンダー論者が懸念する気持ちは分からないでもない。
 しかし、福島瑞穂は「外は女装して中身はタカ派の男性だった意味がないじゃないですか」という発言に批判された。
「女装してても中身がタカ派の男性」 福島瑞穂氏の小池百合子氏評が物議【都知事選2016】 : J-CASTニュース
 また社会学者の千田有紀小池百合子を「都知事選劇場、小池百合子さんを応援する人の心理学」という記事では、「女性らしくない」、「タカ派」という趣旨をヤフー個人内で評価している。しかし、記事のタイトルであるはずの小池支持者がどのような心理で支えているのかという内容でなく、小池氏の過去の発言から千田氏が小池氏が支持しない理由という内容になっており、小池氏に対するレッテル貼りになってしまったいる。
都知事選劇場、小池百合子さんを応援する人の心理学(千田有紀) - 個人 - Yahoo!ニュース
 ジェンダーは本来、男性性や女性性という偏見を正していき、人々の認識を変化させるための運動が行ってきたが、そのジェンダー論が男性性と女性性という認識を使い、小池氏を批判をしたことについて私は残念だと感じた。


 小池氏の課題は、都議会の関係であろう。冒頭解散の発言が飛び出したり(議会が小池氏を都知事に承認しなかったときに解散すると述べている)、また議会多数派の自民党を批判したりなど、不安定要素である。都知事に選ばれた民意があるため、すぐに対立することはしないだろう。しかし、小池氏のスキャンダルや小池氏の発言によって、議会が小池氏との敵対関係になっていくのではないか。地方自治はオール野党であり、選挙時にどこも政党の推薦をもらえなかったことから現時点で議会で小池氏を明確な支持している政党がなく、いつ小池氏に見切りをつけられるのか分からない。仮に新しい政党を作るにしてもどこから人を集めるのか、小池氏の都政は前途多難であるというのが私の評価である。

 東京オリンピック、待機児童、介護福祉、耐震問題、満員電車の解消、そして行政改革など東京都に課題があるが、これからどのような都政を行うのか、見守っていきたい。

広告を非表示にする