社会とサブカル コラムノート

社会哲学と生命倫理を軸に、社会批評とサブカルチャーコラムをただ思うがままに書きたいです。

ポケモンGOを利用した観光復興に関する雑感

 東日本大震災熊本地震で被災した岩手県福島県宮城県熊本県が「ポケモンGO]を利用し、観光復興事業を始めると8月10日に発表された。
ポケモンGOで観光復興=地震被災4県とコラボ (時事通信) - Yahoo!ニュース

 私は「ポケモンGO」をやっておらず、ほとんどゲームをしない人間であるが、果たして「ポケモンGO」で観光復興するのか。私は観光復興しないのではないかと思う。そもそもポケモンGOをするために旅行するわけではない。そこの被災地に行くより、地元の県で人口が集中している場所に行く方が安上がりである。「ポケモンGO」始め、アニメやゲームが単なる地元県や企業活動や商品を宣伝する手段でしかないことについて戸惑いを感じる。それは作品をより知ってもらうためにしかない側面はある一方、作品そのもの批評やゲーム示す可能性に着目してもらえないことについて残念に思う。

 「ポケモンGO」の報道に興味深いことは、拡張現実(AR)についてである。スマートフォンをかざすことで、現実にポケモンがいるように見える技術に関心を抱いた。AR技術を使うことで、観光場所について、スマートフォンをかざすだけその場所の説明や案内がでてくれば、現実の看板が必要なくなり景観を良くするだけでなく、外国語からやってきた人たちが母国語による説明や案内することで多文化社会にとって必要になる可能性がある。
 技術課題があり、AR技術についてまだまだ発展途上であるが、日本で拡張現実に取り組む企業を応援したり、またAR技術を使った観光事業や都市整備などを行うべきである。
 「ポケモンGO」というゲームというネームに引きずられることなく、AR技術がもたらす社会の影響を考えつつ、私たちがどのような利用をしていくべきか考えるべきだ。「ポケモンGO」はAR技術を使った新しいゲームの可能性またはAR技術による社会の影響について注意深く見守りたい。

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