スグルのメモ帳(私って何―自己と社会を知りたい―)

自分の知識を使いコラムを通して、自分と社会を知っていくためのメモ帳です。

黒井先生の動画から学んだこと―その2 買い物

はじめに

ADHDは、ときにお金の管理に困りごとを生じている。
それは、時に予定しない出費や買ったはいいが全く使わないものによって、不要な出費が増えてしまう。
今回は最近、ADHD先生黒井の動画の中で、買い物に関する動画を投稿している。
その内容から、私が学んだことをメモにして残しておきたい。

モバイルバッテリー回

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内容
・黒井先生がコンビニで購入したモバイルバッテリーが沢山あることの原因について
・黒井先生のADHDの困りごとととして、忘れ物や遅刻が多く、スマホのバッテリーの残量が少なくっている
・急いで家を飛び出して、外出先で充電切れで、相手に連絡することが難しくなる。
・充電がない状況を乗り越えるために、コンビニでモバイルバッテリーを買ってしまう。
・買ったモバイルバッテリーを持ち歩く習慣がなく、充電されていないモバイルバッテリーを持ち歩く、モバイルバッテリーを無くす・壊す、モバイルバッテリーが溜まることがある。

衝動買い

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黒井先生はADHDの困りごとの一つである衝動性から来る買い物での失敗を取り上げている。

内容

メモを入れることができるマウスパット

・購入した理由はメモを挟めるから
・マウス使わない、マウスの持っておらず購入を後回しにしている
・そしてメモを挟む機能も使ってない

ノートパソコンスタンド

・購入した理由はノートパソコンによる顔認証の感度をよくするため(これは唯一使ったもの)
・理由はよく覚えていないが、床にスタンドがくっついてしまい、そのまま放置・使用しなくなる

壁紙シールと貼り道具

・黒井先生の事務所の壁紙が白いので、黒に拘りが強い黒井先生が白い壁紙に耐えられないから
・いざ張ろうとしたら、貼り方が分からない、めんどくさいからやらない
タペストリー買えばよかったな(by黒井先生)

黒井先生から学んだこと

黒井先生は、ADHDの特性の一つである衝動性だったり、忘れ物が多く、時間感覚の把握が難しいなどによって困りごとが生じている。
スマホの充電が出かけ先でなくなってしまい、その度にコンビニで充電器を買ってしまうこと
・マウスがそもそもないのにマウスパッドを買ってしまう
・ノートパソコンスタンドを使い続けられない
・壁紙作業が難しく、タペストリーにしとけばよかったと後になって気がつくなく

後になって、黒井先生はADHDの困りごとから生じる買い物の失敗をふり返り、それが必要だった理由、それを使わなくなった理由を自らの経験を自分の言葉で語っている。
私も、黒井先生の動画見て、自分の買い物行動はどんな時に失敗しているのかをふり返ってみた。

私自身も、大学生の一人暮らし時代、12本以上の単三電池パックを買うが、そこまで交換頻度が高くなく、整理整頓が苦手なため、その買った単三電池が分からず、また新しく同じ本数を買い直すことがあった。
またノートやルーズリーフも勉強用に買うが、消費しきれず、そしてパソコンのワードを使った方が入力と修正が早いため、結局ノートやルーズリーフを使わなくなってしまう。
社会科の勉強やコラムを書くために、中古本で買い漁るが、大半が読めていない本が多いなど

私自身もこうした衝動的に買い物をしてしまうことがあり、黒井先生の動画のおかげで自分の買い物の衝動性があると認識することができた。
人は思っている以上思慮深くなく、むしろ衝動的に物を買って満足してしまうものである。
私もいらないものだとしても買ったことに満足し、いつしか使うはずと思っている。
だけど、黒井先生の動画を見て、自分の買い物の特徴をふり返ることで、自分の生活を考え直すきっかけになって、とても有意義なものであった。
そして、こうした他人の衝動的な買い物に対して、誰にでも起きること、それは自分自身もやっていること、そして人それぞれの困りごとがあると分かるだけで、自分の中にあった偏見を見直すことができたことが、今回黒井先生の動画から見て学んだことであることを記して、この文章を締めたい。