スグルのメモ帳(私って何―自己と社会を知りたい―)

自分の知識を使いコラムを通して、自分と社会を知っていくためのメモ帳です。

梓来有未さんの人物像(【 フォニイ 編】)

先日、私の書いた梓来有未さんの歌ってみた動画の感想を記事にしてみた。
おかげさまで、多くの方に見てもらいました。ありがとうございます。

とはいえ、まだまだ多くの人に見てもらいたいと思い、私が書いた梓来有未さんの歌ってみた動画の感想 - 私って何―自己と社会を知りたい― の記事をそれぞれ一つの「歌ってみた」動画の記事に加えて、チャンネル内にある動画と配信から、その「歌ってみた」動画に関係しているエピソードをあげて、梓来有未さんのことを紹介したい。*1

フォニイ

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動画概要によると『声優らしく自分の喉でセルフエフェクト』をかけた、梓来さんの歌ってみた動画。
セルフエフェクトをかけることで、ボイスロイドのような機械的な音声と儚く虚ろな少女をイメージを思い浮かべた。
フォニィ(=偽物)やantipathy world(=不快・反発・反抗な世界)という単語 『この世で造花よりもきれいな花は無いわ 何故ならば総じては嘘でできている』といった歌詞など、負の表現や寂しげな冷たい表現がある。

梓来さんの歌い方も絶望や虚無を感じ本当に寂しそうであるが、どこか梓来さんが持っている他者への温かみが歌い方の中に存在していて、フォニイの世界観の中で、梓来さんは太陽みたいな存在である。((太陽は暖かいイメージと裏腹に、科学的に冷たい惑星という説もあり、太陽みたいというと例えてみた。
【衝撃】太陽の温度は26度以下だった!? 氷や植物も存在… 科学者がマジ主張「太陽常温説」は本当か、緊急取材! (2018年9月25日) - エキサイトニュース

自分の辛い経験を乗り越えて、夢の声優へ

梓来さんもフォニイの世界観のように、儚く虚ろな少女時代を送っていた。
例えば、中学校時代の辛い時の時にあったとき、絶望していて、諦めかけていた時があった。(55分当たり)
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その時に梓来さんは「けいおん」という作品に出会う。その突き刺さった理由は忘れてしまったが、「けいおん」の世界観の女子高生たちが眩しく見えた、キャラクターが楽しそうにしている様子を見ていいなと思い、何も考えずに楽しく見ることができたこと、変わらない優しい日常が救いになっていた。「けいおん」放送のときは、毎週新しいお話の続きが楽しみで、一週間生き延びていこうという気持ちになった。
また、「BUMP OF CHICKEN」や邦楽やロックなどの音楽に夢中になって、その当時を必死になって生きていた。

PIXIV FANBOXの中でも、梓来さんは自分の辛いことを乗り越えて、今自分が生き延びた先で楽しく生きているよと伝えたい思いで、声優活動、Vtuber、芸能活動を行っている。
フォニイの世界観にいる梓来さんは儚く虚ろな歌声の中に、生きる希望を忘れずに、生き延びた先でみんなに今楽しいという思いが伝わるものになっている。こうした歌い方の背景には、梓来さんの辛い経験から来る悲しい思い出、それでも生き延びて楽しいということを伝えたい梓来さんの思いがある。梓来さんの人となりを知ることで、フォニイの歌ってみた動画を聴いて、より悲しげだけど生きる希望を忘れない思いがより伝わるだろう。

*1:ブログ自体、長文自体が読みにくいと思い、タイトルごとに紹介して、短い記事をつくりたいとおもったから。