スグルのメモ帳(私って何―自己と社会を知りたい―)

自分の知識を使いコラムを通して、自分と社会を知っていくためのメモ帳です。

黒井先生の動画から学んだことーその④ 内罰的思考

内罰的思考とは何か


内罰的な思考について、今回の黒井先生の動画で取り上げている

www.youtube.com

フラストレーションの原因を自分自身の責任に帰し、攻撃を自分に向ける反応をさす。

(中略)

内罰型の反応は、外部への攻撃性が抑圧されることによって生ずるため、罪障感や後悔の情緒を伴うとされている。

内罰型 – 精神疾患解析

黒井先生も、『自分はADHDで周りに迷惑をかけてきたから幸せになってはいけない。不幸になるべきなんだ。』という人生観を語っている。(0:25~0:36)
また『家族、大切な人が何かありました、落ち込んでいる時に、悩んでいるときに、自分が動画編集楽しくやっていてはいけない!!! 自分だけ楽しむなんて!』(0:37~0:46)日常的な内罰的思考。自ら幸福を避けて自ら不幸へ向かっていくという思考を語っている。
黒井先生はADHDで余裕がない上に、自分で追い打ちをかけていくという困り事を語っている。(黒井先生はセルフ「精神的なSMプレイ」と称している。)
黒井先生は、内罰思考によって「幸せ恐怖症」(1:47)のようになってしまい、周囲の人に同じ失敗を繰り返し、自責の念に駆られずにいられなくなるという。
そして内罰的思考は自分自身を責めて生きているために、人からの受ける善意や愛情を素直に受け取ることができない人間になり。自分が幸せになる勇気を持ったことがなかった、持ち方を学ぶ機会がなかったと黒井先生は語っている。(3:06~3:19)
それは「自分に罪を与えなければいけないという使命感」と語り、幸せを遠ざけるから余裕が無くなると黒井先生は語っている。

私がこの動画で学んだこと

私も、マイナス思考人間で今回の黒井先生の動画は凄く突き刺さりました。
自分も発達障害的なことで、人間関係が上手くいかず、職場では身体的な指示(具体的には「力抜いて」や作業を見ていても同じようにできないなど)ができず白い目を向けられたり、「幸せ恐怖症」、「自分は罪的な存在だな」と思っていた時期がありました。

私も基本的にネガティヴ人間だから、内罰的に意識はそこまで高くはないが、それでも自分が幸せになれないのではと考えてしまいました。特に人間関係の上で、私と一緒では楽しくないだろうと考えてしまい、どこか臆病になっています。
実際に、学生時代友達がおらず、一人でいることが好き、自分の世界に浸りたいという人間でした。
実際に、今の置かれている状況を少しでも打破したい意欲もなく、自分は「このままだな」、「なんとかならんかな」と思いつつ、惰性的な人生を送っていました。

でもとある方に、背中を押しもらったおかげで、こんな私でもまったりのんびり頑張りたい、マイペースで頑張って生きることでしか、その方への感謝の気持ちを示すことができないと思い、前向きいきることができるようになりました。
黒井先生の動画を見て、自分の言葉で自分の困りごと、ADHDの特性の話を聞いて、困りごとに直面している時の人の心境をリアルで知ることができたし、人の困りごとを想像することができて知見が広がりました。

人間急激に変わることは難しいかもしれませんが、自分にとっての素晴らしい経験を積み重ねて、毎日まったり頑張ることの積み重ねことでしか、自分を変化して、進めることができないと、今年一年間、自分で得ることができた学びである。
同時に、内罰的な思考に考えてしまう人がいることも忘れてはならず、自分もそういう経験をしてきたからこそ、相手を否定すること無く、そして相手に合わせたコミュニケーションを図りながら、一緒に前を向いていけるような、そんなことを実践できる人間になりたいと思いました。