スグルのメモ帳(私って何―自己と社会を知りたい―)

自分の知識を使いコラムを通して、自分と社会を知っていくためのメモ帳です。

文系/理系に関する雑感②ー過剰な理系に対する期待

過剰な理系に対する期待

理系に対して、論理的であるとか、数字に強いとか、科学リテラシーがあるとかのイメージを持っているが果たしてどうだろうか。
私は底辺高校の特別進学クラスでは授業は別々だったが文系組と理系組は一緒のクラスメイトだった。その時の実感として、少なくても理系組が理科や数学に強いという印象はなかった。一部の文系組でも数学ⅡBを履修者は理系組と同じ授業を受けたが、理系組が成績の上位を占めることはなく、あまり理系に対して世間から思われるイメージを私自身感じなかった。

正直、高校の文系組と理系組を分けたところで思考に大きな差がつくとも考えがたいし、理数科目で適性がないためか赤点ギリギリな人もいて、理系組を選ぶことが必ずしも論理的でもなければ、数字に強いわければ、科学リテラシーがあるとは限らないと当時の高校時代に感じた。

実際に身近な文系と理系とコミュニケーションをしていて、文理の差異を感じることができるのであろうか。
正直、友達もおらず、底辺高校なので文系と理系の差異をあまり感じることができなかった私が特殊なのか。それとも誰しも文系と理系の差異が分かるものなのか。

ネット上では理系に対してステレオタイプ的なイメージ(論理的、数字に強い、科学リテラシーがあるなど)を持たれていて、そのイメージがインフレして過剰な期待やレッテルを貼られていることについて、理系の当事者が何を思っているのだろうか。