スグルのメモ帳(私って何―自己と社会を知りたい―)

自分の知識を使いコラムを通して、自分と社会を知っていくためのメモ帳です。

「人生が変わった瞬間―私を作り上げた「ミルモでポン」」

今週のお題「人生変わった瞬間」

今回のお題は、「人生変わった瞬間」というテーマで初のはてなの公式お題に挑戦してみたい。
今回取り上げるもの、私のオタク人生を作ったものは「ミルモでポン」である。

ミルモでポン!とは、篠塚ひろむ原作の漫画

ちゃお(小学館)にて2001年9月号から2006年1月号まで連載された、時にファンタジー、時にラブコメ漫画。コミックスは全12巻+公式ファンブック1巻。

2002年4月から2005年9月までテレビ東京系列他にて、「わがまま☆フェアリーミルモでポン!」のタイトルで全4期全172話が放送された。

文章の引用はこちら

dic.pixiv.net

私がミルモでポンに出会ったのは、2002年である。妹がちゃおを買っていたため、たまたま読んだのか、それともアニメを見たのか、定かではない。それでも、ミルモでポンという作品に出合いが、私をオタクとしての人生の原点になる。
ミルモでポンの魅力は、二頭身キャラクターたちによるギャグコメディや恋愛コメディ、妖精の個性やうちわで飛ぶ、マグカップから呼び出させる飲み物、好きなお菓子、妖精界の世界観などファンタジー要素が可愛いく、見ていて楽しい気持ちになった。
原作者の篠塚しのむ先生のキャラクターも好きだが、アニメスタッフが生み出すオリジナルキャラクターが原作に逆輸入されるように、アニメスタッフの創意工夫が見ていて楽しかった。当時コミックスとアニメ、それぞれの強みを比較しながら見ることで、ミルモでポンという世界観にハマっていた。

2006年にミルモでポンがちゃおで連載が終了してしまい、人生のどん底に落ちた気分でしたが、当時個人ファンサイト全盛期時代、ミルモでポンのファンアートや掲示板交流会を通して、ミルモでポンへの愛をさらに深化させることになる。
特に、今なお活動されている大手のミルモ非公式ファンサイトしている場所で、管理人さんの書いたイラストに感想をつけることが好きだった。
管理人さんの書いたミルモファンアートをたくさん見て、その感想を書くことに喜びを覚えた。現在は、私自身ミルモでポンファン活動は停滞気味であるが、この時のファンアートの感想を書いたことは私の中で大きな財産になっている。自分の言葉で、そのファンアートを書いた人への感謝と周りと共有したい気持ちは、いまなおあるのはこの時の原体験があるのだ。

一例として、こちらの記事である。
梓来有未さんの歌ってみた動画の感想 - 私って何―自己と社会を知りたい―

自分の好きなものを自分の言葉で書き、本人に何らかの形で届き、人生の中で振り返ったとき、何か記憶に残ってほしい気持ちもある。また、周りの人たちに共有して、広めていきたいという気持ちがある。
こうした思いは、私が「ミルモでポン」という作品に出会わなかったら、作品の感想を書く行為をしていなかっただろうと思うと、自分を作り上げた作品の一つである。